2019年12月

先日、メガネ専門誌「モード・オプティーク Vol.49」にて、スポーツ眼鏡という題名で特集が組まれました。

そこで調査されたアンケート結果によると、「スポーツ眼鏡を持っているか?」という問いに、90%近くがスポーツ眼鏡を持っておらず、「どれくらいお金をかけられるか?」という問いには、1万円以下と答えた人が圧倒的多数を占めていました。

ひと昔前よりも、紫外線青色光(ブルーライト)への意識が高くなっているのに、普段の生活で掛ける機会の少ないスポーツグラスになると、後回しになってしまうのでしょう。
また、最近のトレンドの流れで、いかにもスポーツグラスというデザインを好まれない傾向も関係しているのでしょう。

ともかく、東京五輪を目前として、この状況はスポーツグラス業界にとって、残念でなりません。

半年後に開催される東京五輪では、間違いなく多くの選手がスポーツグラスを着用すると思います。
五輪を機会に、スポーツが日本中で盛り上がり、スポーツグラスの魅力や必要性を、もっと身近に感じて頂ければと願っています。

そこで、今回のブログでは、スポーツグラスが実際に活躍している色々なシーンをご紹介。
どのシーンでも、日常掛けるメガネと比べ、快適な視界と掛け心地を手に入れられます。
多用途に活躍するスポーツグラスを、1つは持っていても良いんじゃないでしょうか?!

ご協力頂きましたお客様の着用するスポーツグラスは、すべて同じモデルになります
目的に合わせた専用のスポーツグラスを、いくつか用意しないといけない訳ではなく、1つのもので十分に通用する事がわかる良い例です。
※レンズは2種類を使いわけておられます。

「トライアスロン」のBIKEで使用
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「トライアスロン」のRUNで使用
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「登山」で使用
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「カヤック」で使用
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「マラソン」で使用
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決して安くはないスポーツグラスですが、皆さんがイメージされるメジャーブランド以外ならどうでしょう?
最近は店頭にも、品質が良くて、手頃な値段の商品も並ぶようになりました。
日本ではあまり知られていないブランドでも、海外ではシェアが高く、歴史も長いブランドは多くあります。
スポーツグラス専門店であれば、コストパフォーマンスの優れた商品を見つける事も容易です。
さらに、お顔に合わせたフィッティングや、購入後のアフターケアまで、しっかりと面倒を見てくれるので安心です!

人は情報の7割を目から得ていると言われています。
スポーツを楽しむ際に、それほど重要な目を守るためのアイウェアを疎かにして良いのでしょうか?
パフォーマンス向上の目的もありますが、将来の自分自身の目の健康を守る事につながります。

きっかけは「カッコ良いものが欲しい!」でも大丈夫です。
スポーツグラスに興味を持って頂き、店頭にあるスポーツグラスを、是非たくさん試着して頂ければと思います。

オードビー大阪店 難波

人の眼には、色を感じる機能「色覚」があります。

オードビーでは、お客様にレンズカラーのご案内をする際、なるべく明るい時間帯のご来店をおすすめしています。
色を感じたり、色の差を識別するには、暗い時間帯より、明るい時間帯の方が、最良の色覚が得られるからです。

色を感じる能力に差が出てしまう原因として、明るい時と暗い時とで、それぞれ働いている目の視細胞が違う点にあります。

●明るい所で能力を発揮する 錐体(すいたい)細胞
色覚に関与する細胞で、網膜上の中心部に多く存在する。
物の形を見分ける能力が高いが、反対に物の動きに対して感度が弱い。
黄緑色が最も明るく見える。
青が黒ずんで見え、赤が鮮やかに見える。

暗い所で能力を発揮する 桿体(かんたい)細胞
色覚に関与しない細胞で、黄斑以外の周辺部に多く存在する。
僅かな光の明暗を認識する感度が高い。
動きを感じる能力が高い。
青緑色が最も明るく見える。
青が鮮やかに見え、赤が黒ずんで見える。

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2つの視細胞の働きにより、明るい所と暗い所で、色の明るさが異なることを「プルキンエ現象」と言います。
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この「プルキンエ現象」を応用し、「暗くなると見え難いんだよね!」って方には、感度の下がった赤色の波長帯をしっかりと通すレンズを掛ける事で、見え方を改善する事ができます!

《オードビーまずめグラス》

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まずめグラスは、こんな時におすすめ!
・夜間の車やオートバイの運転で、信号や標識が見え難い時。
・夕まずめの時間帯に釣りをする際、フライやラインが見え難い時。

※実際にどれくらいの効果を得られるのかは、個人差がありますので、店頭で体験してみて下さい!

その他、暗い照明の部屋で読書やパソコン作業の時に、見え難いと感じる方へも、おすすめのレンズがいくつかございますので、お気軽にご相談下さいませ。

オードビー大阪店 難波


冬の時期でも、皆さんは、外でサングラスを着用されていますか?

夏じゃないし、紫外線が弱いんじゃないかって、安心していませんか?

冬の時期も、比較的少ない程度で、1年通して紫外線は降り注いでいます。

サングラスやメガネを着用する事で、紫外線以外にも、目の乾燥や、アレルギーといった症状も防ぐ事が出来ます!

将来の自分の目の健康の事を考え、明日からでも実行してみて下さい。

今回は、サングラスやメガネを着用する事で、リスクを抑える事のできる「加齢黄斑変性症」という眼疾患についてお話させて頂きたいと思います。

●加齢黄斑変性症

中高年になると起こりやすい目の病気で、網膜の黄斑部(中心部)に視力障害が生じるものです。
黄斑部は、物の大きさや形、色などを識別する重要な場所です。
異常が起こると、視野の中央部分が歪んで見えたり、暗く見えたり、視力も低下します。
現在は高齢化に伴い増加の傾向で、社会的失明の主因となっています。
加齢黄斑②


●発見が遅れやすい

人間は両方の目で物を見ている為、片方の目に軽い異常があったとしても、もう片方の目がフォローするため、なかなか気が付き難いのです。


●セルフチェック

加齢黄斑変性症


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●なりやすい人

・40歳を過ぎてから誰にでも起こりうる病気です。
・女性よりも男性に多い。
・喫煙は発症リスクを高める。
・遺伝によるもの。
・長時間、太陽の光を浴びる仕事。
・肥満(運動不足、動脈硬化、高脂肪食)


●予防について

早期発見の為に、なりやすい人の項目に該当する場合は、眼科を受診することをおすすめします。
また、該当しない場合でも、普段から外出の際は、帽子やサングラスの着用をおすすめします。


●屋外でのスポーツや、アクティビティを楽しまれる人へ

太陽の光の中でもエネルギーが強い「青色光」は、網膜まで達してしまう恐れがあります。
加齢黄斑変性症のリスクに挙げられる「青色光」を、網膜より手前でブロックする必要があります。
濃い色のサングラスでなくとも、「青色光」はカットできます。
趣味のスポーツを、将来長く続けられる為にも、目の健康を意識してサングラスの着用を心掛けましょう!


●「青色光」をカットするレンズ

東海光学ルティーナ

ルティーナ

その他のメーカーの「青色光カットレンズ」については、店頭にて詳しくご案内させて頂きます。
お気軽にご相談下さい。

「青色光」は、ブルーレイブルーライト短波長HEV高エネルギー可視光線などと、表記される場合がございます。

オードビー大阪  難波





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