皆様は「ESS」というブランドをご存知でしょうか?
スポーツサングラスのブランドとして有名な「OAKLEY」のミリタリー部門として、世界130ヵ国以上の軍、警察、消防関連に、サングラスやゴーグルを提供しています。
最大の特徴は、安全性、耐久性、光学技術が最高レベルである事です。
2003年にイラク戦争を経験したアメリカは、目に障害を負って帰還した兵士が非常に多かったことから、兵士の目をしっかりと守る事のできる製品の開発を依頼しました。
そうして生まれたESSのアイウェアは、ANSI(米国国家規格協会)や、CE(EU加盟国基準)の規格をはるかに上回るミルスペックを取得する、世界でも希少なバリスティックアイウェアなのです。
アメリカ軍では、ESSのアイウェアを制式採用とし、実際の軍備品リストにも公表されており、そのシェア率なんと45%にも及びます!
↑ESSのアイウェアを装着した米兵モニュメント像
少し変わっているのが、ESSのアイウェアが一般市場で販売されているのは日本国内のみであり、基本的には軍、警察、消防関連への提供が目的とされています。
日本国内の需要は幅広く、モーターサイクル、バイシクル、トレイルランニング、野球、サバイバルゲームなどに使用されています。
↑ドームと違い、屋外のデイゲームで行われるソフトボールでは、サングラスが必須!
ESSに使用されるレンズは、完全に目を守る防弾レンズでありながら、究極に曇り難いフローコートが施してあります。
また、OAKLEYが特許を持っている、歪みが極めて少ない光学技術を採用しています。
世界最高レベルでありながら、低価格で販売されており、代表的なモデル「CROSSBOW」は、フレーム+レンズ一式で、¥12.600(税抜)より販売があります。
フレームも、日本国内では「CERAKOTE」という特殊塗装を施したモデルを展開しており、鮮やかなカラーリングも楽しめるようになっています。
ESSのアイウェアは、「米軍制式採用」「ミルスペック認証」「バルスティックレンズ」「世界最強」など、いかにも好きな人には響くフレーズが多く使われています。
市場は過剰供給により、モノの価値が判断し難くなった現代です。
ESSのように、軍から制式採用されるほどの高性能なアイウェアが、ニッチな市場だけに留まらず、一般市場でも正しく評価されて欲しいと思います。
そして、たくさんの人の目を守る日が訪れる事を願っています!
次回は、米軍制式採用のアイウェアの度付き製作例をご紹介したいと思います。
オードビー大阪店 難波
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