ゴルフ用のサングラスをお探しにご来店頂いたお客様から、

「昔から視力は良くてメガネを掛けないでもプレーできてたんだけど…最近、打った球の行方が追えないんだよね~」とご相談頂きました。

スポーツをされる際に、視力矯正を必要とするお客様の中で、近視や遠視、乱視といくつかの原因が考えられます。

今回のお客様のように今までは遠くが良く見えていた方で、加齢により見え難くなるケースは「遠視」が疑われます。

もちろん、お客様の目が現在どのような状況なのかチェックしてから確認がとれる事ですが、遠視の方は遠くも近くもピントを調節して見ているので、調節に必要な筋力が衰えると、遠くが今までより見え難くなるのです。

ちょっとだけレンズの度数でピントを合わせる筋力を助けてあげれば、楽にスッキリとした視界が目の前に広がるってわけです。

さらに視力矯正と合わせて、光の反射を抑える「偏光レンズ」をご提案させて頂きました。

ゴルフではコース上の起伏や風向き、カップまでの距離といった多くの情報を的確に捉えなければなりません。

芝や砂、草木の反射光を抑える事でコース状況を把握できたり、地面からの照り返しを防ぐ事でスイングに集中できたり、他のサングラスレンズよりも偏光レンズの方がメリットが大きいわけです。

※偏光レンズにも使用にあたりいくつか注意点がございます。詳しくは店頭にて。

色々な偏光レンズサンプルをお客様に体験頂き、お選び頂いたレンズが「TALEX TRUEVIEW タレックス トゥルービュー」という偏光レンズ。

国産偏光レンズメーカーのTALEXは、偏光膜からレンズ生地、コーティングまで自社一貫生産しており、高性能偏光レンズとして高いシェアを誇ります。

近視、遠視、乱視、遠近両用とあらゆる度数にも対応しているのですが、今回のお客様のように遠視の弱度数でハイカーブレンズ(スポーツサングラスに採用される8カーブ設計)のご用意が残念ながら無いのです。

普段のメガネに近いライフスタイル向けのサングラスフレームではちょっと…本格的にスポーツを楽しまれるお客様が求めているのはしっかり顔を覆うようにフィットしてくれるスポーティーなデザイン。

そこでご提案させて頂いたフレームが RudyProject(ルディプロジェクト)というイタリアのメーカーから新作としてリリースされた「DELTABEAT デルタビート」のオプティカルドック仕様。
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DELTABEAT専用に開発された度付きアタッチメントで、度付きレンズは4~6カーブに対応します。

見た目もスポーティーでノーズやイヤーゴムも付属しフィット感も申し分ない!
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度付きアタッチメントは簡単に取り外しが効くので、将来的に違うカラーのレンズを増やせたり拡張性にも優れています。
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レンズの横幅はそこまで大きくはないですが、縦幅が広いのでゴルフにも向いているし、遠視度数のレンズの厚みも薄く加工がしやすい。

オプティカルドック仕様であれば、遠視の方の度数でも無理なくTALEX偏光レンズがフィットします。

また、ゴルフでの使用で感じやすいカーブレンズ特有の距離感の違いなども、フレームの反り角を当店で修正する事が可能なので、見え方が慣れにくい場合でも安心です。

今回は遠視の方に向けてご紹介でしたが、もちろん強度近視の方や、しっかり光や風を防ぎたい!というお客様にもお勧めのモデルになります。
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カーブの付いた度付きレンズの見え方に不安をお持ちのお客様には、店頭にて近似値の見え方サンプルもご用意がございますので、お気軽にご相談下さいませ。

スポーツを楽しむのに良い季節になってきました♪

サングラスのご相談、メンテナンスお待ちしております。

オードビー大阪 難波